この頃は寒いですねえ〜。皆様、お元気でしょうか?久しぶりの寒い冬のようですね。大雪なので、あちこちのスキー場もほくほくではないでしょうか。いつもなら、こんなに寒い冬は嫌なんですが、ゴア元副大統領が温暖化危機を叫んでくれたお陰でしょうか、「今年の冬が寒くなって、あ〜よかった、日本が水没しないで」と、ホッとしているこの頃です。
さて、起立性調節障害や低血圧の人にとって、冬はどちらかというと過ごしやすいようですね。なかには冬に悪くなる人もいるようですが、全般的には冬は体調が良いようです。朝は寒くて布団から出るのは辛いのですが、春や夏のように、床から起き上がった瞬間の気分不良は少なくなる、と患者さん達は話されます。
これにはいくつか理由があります。まず、冬には交感神経活動が高くなり、血圧が上がります。しかも、寒いと体中の皮膚血管が収縮しますから、身体の中心部分に血液が集まってきて、血液が脳などの重要臓器に再配分されると考えられています。また、夏なら睡眠中に汗をかきますね。つまり、夏には寝ている間の不感蒸泄(ふかんじょうせつ:身体から蒸発する水分)が多いので、体内の水分が低下→血液量が低下→血圧が下がる、のです。その点、冬には寝ている間の汗の量は少ないですから、体内の水分量が保持されて朝の血圧低下が防げるのです。
以上の理由で、低血圧の人にとって冬は過ごしやすいですね。ただ、その反面、皮膚の血管が収縮するので、手足がとても冷たくなります。また肌も乾燥しますので、肌が荒れたり、湿疹ができやすくなります。それから、冬は喉が渇かないので、どうしても水分摂取が不足気味になりますね。うっかり油断すると水分不足で血圧が下がってしまうことがあり、低血圧が悪くなることもあります。
冬に調子がいいからと言っても注意して下さい。水分は、1日1.5〜2リットルは飲みましょう。手足を温めたり、ワセリンなどを身体に塗って乾燥肌を予防して下さい。生姜紅茶は身体が温まると言われていますね。近頃流行の「新兵訓練体操(といえば、わかるかな)」もからだが温まるでしょう。(^_^)